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発電原価調整額変更のお知らせ

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 JEPX(日本卸電力取引所)の市場価格高騰は、4月以降もまったくおさまりません。
インバランス 上限が80円/kWhから45円/kWhに変更されたことによって、高値は40円/kWh程度になりました。しかし、低値が常に20円/kWhを超え、平均価格はそれ以上という、低値の下げ止まりが起きています。

また、早朝と夕方に市場価格ピークが発生するという現象も続いています。
当社のユーザーさまの消費傾向も同じパターンですので、当社はこの早朝、夕方の市場価格ピークの影響をもろに受けています。加えて、ピーク発生時間帯には、相変わらず旧一電による売入札の「売り切れ」が発生しています。
つまり多くのコマで電気を市場からは調達できず「インバランス料金」支払いとなっているということです。当社の2月と3月のインバランス料金も、想定の4~5倍と予期せぬほどの高額となりました。
低値の下げ止まりと、インバランス費用の増大という2つの理由によって、当社の経営が脅かされています。

この背景には、旧一電の売入札価格を天然ガスのスポット市場価格で良いと容認した政策と、相変わらず「売り切れ」を発生させ続けている電力市場システムに原因があります。
当社も、この2つの原因を是正するように政府への申し入れは継続して行いますが、当面は経営を維持しなければなりません。そこで、大変辛い決断ではありますが、止む無く発電原価調整額の引き上げを致します。
6月請求分(4~5月使用分)より、発電原価調整額を6円/kWhとさせていただきます。

4月以降インバランス料金の計算方法が変更になりましたので、インバランス料金の影響は下がってくるかもしれません。ただその結果が見えてくるのは6月以降です。7月、8月は需要の増大が予想されるため、そこに向けて当社の逆ざや状態(売り上げよりも仕入れ代金が上回る状態)を少しでも解消しておきたいと考えます。
東京電力をはじめとする旧一電各社も燃料費調整額の値上げという形で、輸入化石燃料の値上がりを電気料金に反映させています。東京電力は昨年の4月頃に比べ、すでに7円/kWh以上の値上げを行っています。

ユーザーの皆さまにおかれましても、大変厳しい状況であるかと思いますが、何卒ご理解とご協力をよろしくお願い致します。
当社では、昼間の電気は非FIT発電所の調達を増やすことで、市場価格連動制のため市場の影響を受けるFIT電気比率を下げ、蓄電池VPP(バーチャルパワープラント)の新設により夜の電気を昼間の非FIT電気に置き換えるという大胆な構造改革を計画中です。
これによって、市場価格変動の影響を受けなくなれば、発電原価調整額を下げていくことが可能になると思います。それまで、しばらくの間、なんとかご協力ください。

2022年4月30日
グリーンピープルズパワー株式会社
代表取締役 竹村英明

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