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発電原価調整額変更のお知らせ

いつもグリーンピープルズパワーをご支援いただき厚く御礼申し上げます。
代表取締役の竹村英明です。

直前の通知となり誠に申し訳ありませんが、2022年10月請求分より発電原価調整額を値上げさせていただき、18円/kWh(税込)といたします。

大きな額の値上げとなりますが、市場価格高騰がいまだ収束せず、これまでの対応では仕入価格の値上がりのスピードにとても追いつけないためです。
「昼とくメニュー」への変更による対処を考えておりましたが、諸手続きが必要で最短でも1月以降の実施となり、間に合いませんので、発電原価調整にて対処させていただきます。
急な値上げをお願いする第一の理由は、2022年8月ご請求分よりの暫定措置としました発電原価調整額10円/kWhでは、毎月の損失額が大きくなり、今後の円滑な電力供給が難しくなる可能性があるからです。これをある程度は予測して、当社約款における発電原価調整額の定義変更を2022年7月に行い、これを2022年10月から適用することとしました。
この約款の定義変更は、電気の調達価格をより正確に発電原価調整額に反映させるための変更でしたが、変更約款の定義に基づいて8月及び9月ご請求分の数字も算出してみたところ、19円/kWh(税込)と実際にお支払いいただいた額とは9円の差がありました。

■約款の定義に基づいて算出した発電原価調整額(税込)は以下となります。
 2022年8月ご請求分(6月〜7月ご使用分)は「19円/kWh」
 2022年9月ご請求分(7月〜8月ご使用分)は「19円/kWh」
 2022年10月ご請求分(8月~9月ご使用分)は「18円/kWh」
 2022年11月ご請求分(9月~10月ご使用分)は「15円/kWh」
 2022年12月ご請求分(10月~11月ご使用分)は「18円/kWh」
 1月以降は「昼とくメニュー」への変更となる予定です。

■約款の定義
該当する1か⽉の使⽤電⼒量に、当社の過去3ヶ⽉間の電気調達価格の平均値から2019年4⽉1⽇から2021年3⽉31⽇までの2年間のJEPX市場価格(システムプライス東京)単純平均単価(⼩数点以下を切捨=11円/kWh(税込))を差し引いて算定した数値を乗じたものです。これを、発電原価調整額として徴収いたします。
市場価格の平均単価は、東京エリア平均単価(税抜き)の月間調査では、6月:25.27円/kWh、7月:30.25円/kWh、8月:31.35円/kWh、9月(24日まで):32.05円/kWhと上昇し続けています。この傾向はしばらく変わらないと思われます。今後の市場価格上昇傾向を踏まえ、10月から12月までの発電原価調整額を、11月分も含め一律に18円/kWhとさせていただきます。

■今回の値上げ判断の理由を再度まとめますと下記となります。
(1)市場価格の平均単価上昇で仕入額が売上げを上回る「逆ざや」が続いていること。
(2)10円/kWhの暫定措置額のままでは損失が広がり、冬の市場価格高騰への対応も遅れること。
(3)2022年10月から適用する当社約款に基づく発電原価調整額の算定では、11月分は15円/kWhです   が、11月の市場価格は下がらないと考えられること。

大変ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご容赦ください。
今後は非FIT太陽光発電所を増やし、また非FIT風力発電からの調達と蓄電池の導入により夜時間帯も非FIT電気に替えることで、当社の仕入れ単価を下げていきます。まさに今は、その目標に向かって努力の最中であり、今回の値上げは永続的なものではありません。
みなさまのご協力とご理解を賜りますようお願い申し上げます。

2022年9月26日
代表取締役 竹村英明

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